考える猫。2

嗚呼、素晴らしきニャン生(3) 嗚呼、素晴らしきニャン生/Nem feat.GUMI&鏡音レン [Official Video] - YouTube

という曲があるが、我がニャン生は特に素晴らしくはない。この曲は素晴らしいので是非聞いてほしい。

平平凡凡に毛が生えた程度の才と普通の家の出、おまけに怠惰。このおまけが9割がた諸悪の根源のような気もするが、生まれ持った性分なのである。

ところで親ガチャ、という言葉は間違っていると思う。親だけがガチャ要素ではない。人生ガチャ、もといニャン生ガチャに改名すべきだ。親に始まり、生まれ、才能、容姿、性別、病気や障害などなど生を決定する運要素は多岐にわたる。ニャン生は博打に似ている。自分で賭けるかどうかを決められないが。

これを博打と呼んだのには理由がある。負けのほうがよっぽど多いからである。

では博打に負けた者はどうなるのだろうか。その多くは歯車となり、残るものはマタタビを嗅ぎながら怠惰に死ぬ。余談だが人間のマタタビをストゼロと呼ぶらしい。

自分は博打に勝ってはいない。大負けが込んでいるわけではないにしろ。

歯車となり多少成功しても所詮それだけである。働きづめで一生の大半を過ごし、自由になれるのは年を取ってから。そんなのは嫌である。出来れば働く期間は短ければ短いほどいい。努力なんてしたくない。

しかしそんな才能もアイディアもない。

嗚呼、素晴らしくないニャン生。